2019.06.27
【レッスンエピソード】~子どもたちと一緒につくるレッスン~
皆さん、こんにちは。
アクア・子ども体育教室「からだの森」の岡田です!
からだの森には月に4回通っていただくレギュラークラスがあり、お子様たちは毎週同じお友達と
顔を合わせることになります。
初めは未熟でも、お友達とのレッスンを積み重ねていく中でコミュニケーションが増え、
協調性や思いやり、競争心が生まれることで様々なことを学びどんどん成長していきます。
今回は、私がお子様の成長を感じることができたエピソードをご紹介したいと思います。
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●キンダークラス
年少さんから年中さんまでのお子様が通っているクラスです。
初めの頃はまだ、「決まりを守ってお友達と一緒に何かをする」という感覚はなく、
みんながそれぞれバラバラに行動をしていたり、順番争いで喧嘩をしたりといった場面が
多々ありました。
ですが、通い始めてから数カ月、半年と月日が経つと子ども同士の会話が増え、まずは年上の
年中さんが率先して道具の片づけを行ったり、順番を守ったり、お友達に「それはこうするんだよ」
といった声掛けをするなどの行動が見られるようになりました。
すると、それを見た年少さんが年中さんの真似をするようになり、みんなで協力してマットを運んだり、
運動面でも年中さんのお手本を年少さんが真似をしたり、年中さんが「もっと手を前に置いたらいいんじゃない?」
とアドバイスする姿などが見られ、成長したなぁと感じました。
●プレゴールデンエイジクラス
年中さんから小学1年生までのお子様が通っているクラスです。
とあるプレゴールデンエイジクラスでは、通って月日が経っていくとお教室のルールやある程度の
レッスンの流れを覚えており、私が「次は○○のメニューをやります!」と言うと、何も言わなくとも
それまで使っていた道具を片付ける子と、次のメニューに必要な道具を準備する子に分担して行動が
できるようになっていました。
また別のクラスでは、縄跳びの練習で「前跳び目標30回」を掲げている子が偶然同じクラスに2人
いました。その2人は、どっちが先に目標を達成できるか勝負をしながら黙々と跳び続けていました。
結果、2人とも前跳び30回を達成することができたのですが、「もっとたくさん跳べるようになりたい!」
とレッスンが終わった後も2人は残って自主練習をしていました。
●ゴールデンエイジクラス
小学1年生から小学6年生までのお子様が通っているクラスです。
ゴールデンエイジクラスになると、レッスンを多く積み重ねているお子様程「なぜこの技が上手くできないのか」
「どんな練習が必要なのか」を自分で考えることができるようになっていきます。
すると、今まで習った練習方法を振り返り「先生、この技ができるように○○の練習がしたいです」と
言う子も現れます。
また、できなった技ができるようになると自信に繋がり、できずに困っているお友達に練習方法を
教えたり、「私も前はできなかったけど練習すればできるようになるから大丈夫!」と励ましたり、
他のお友達もできた時には一緒に喜んでいる姿を見ると、仲間がいるって素敵だなぁと感じます。
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私たち指導者がしっかりとしたレッスンメニューを組み立て、良い指導をすることはもちろんですが、
お子様たちのこのような姿を見ていると、レッスンは指導者だけでつくるものではなく、
お子様たちと一緒につくりあげていくものではないかなと感じております。
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