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2021.07.20

【レッスンエピソード】~小学校受験対策~

皆さん、こんにちは。
AQUA幼児教育研究所の元吉です。
弊社の体育レッスンには、体育種目がある受験校に対して過去の出題傾向を分析し、
受験対策に特化したレッスンを行う「小学校受験対策」コースがございます。
今年受験の方は試験本番まで残り半年を切り、この夏休みでの取り組みが勝負と
なってきます。
そこで今回は、私が現在担当しておりますお子様の小学校受験対策レッスンの
様子をご紹介します。

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今回ご紹介するのは、昨年の6月よりレッスンをご受講いただいている女の子です。
少し人見知りで積極的な方ではないのですが、好きなことや慣れてきたことは積極的に
どんどんやるようになります。
運動はとても好きで、レッスンでできなかったことも、ポイントを教えると
お家でしっかり練習し、次のレッスンではできるようにしてくる頑張り屋さんな一面も
あります。
以前、持久力と跳躍力を鍛えるために、お家で縄跳びの練習をするように課題を
出したところ、次のレッスンの際に「連続で730回前跳びを跳び続けた」と聞き、
とても驚きました。

現在では、跳び箱5段、鉄棒の懸垂逆上がり、縄跳びの前跳び連続100回を35秒、60秒間で
164回、二重跳びは10回できるようになりました。
受験の内容とは直接繋がらない運動もありますが、受験項目ばかりではなく
総合的な運動能力を伸ばすことが、当日に何を出題されるかわからない小学校受験の
体育種目においては、どのような運動が出ても対応できることに繋がっていきます。

今回のお子様の場合、一つ一つの運動は問題なくできるのですが、
サーキットのように連続した運動になるといつもできている運動ができなくなったり、
ミスが目立ったりしてしまうのが大きな課題でした。

なぜサーキットになるとできなくなるのかを検証して解ったことは、

1)何をやるのか、覚えるのが苦手で自信が無く躊躇してしまう
2)前の運動の動きと次の運動の切替ができずに(気持ちも体も)流れてしまっている
3)速くやる事を意識しすぎて雑になる

この3点がミスにつながっていました。

受験でよく出題されるサーキット運動は、一つ一つの運動の正確さとスピードが採点
に大きく関わります。
そこで、先ずは3種類ぐらいの簡単なサーキットを慌てずゆっくりでいいので確実に
成功させる練習をしました。
次に、覚えることに慣れてきたところで、種目を少し増やして複雑にして行い、速さは
気にせず一つ一つ正確にできるように練習しました。
そして、現在はレッスンの中でサーキット練習の比重を増やし、正確かつスピードを
意識してできるように練習をしています。

最近では動きも速くなり、ミスも減ってきましたが、ここからはどんな種目が出ても
ミス無く全力できるように、この夏で追い込みをかけて練習してきたいと思います。

小学校受験対策に関する詳細はこちらからご確認くださいませ。