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2021.09.10

【からだ森レッスンエピソード】~逆上がりができた!~

皆さん、こんにちは。
アクア・子ども体育教室「からだの森」の荒井です。

今回は年長の男の子様が鉄棒の逆上がりができるまでのお話です。

こちらのお子様は、からだの森に来る前に十数人規模の体操教室に2年間程通われていました。
しかし、なかなか技の習得が出来ず上達していないと感じられたとのことで、からだの森にお問い合わせいただきました。
初めてお会いした時から明るくハキハキとされていて、運動も好きでどんなことでも前向きに取り組んでくれていましたが、全体的に動きが硬く、お手本を真似することなどは最初は難しそうにしていました。

からだの森に通い始めた頃、お子様の一番の目標は「鉄棒」の逆上がりでした。
逆上がりは、腰の引き上げと体を鉄棒から離れないようにする腕の力が非常に大切になってきます。
こちらのお子様の場合には、床を足で押す力がやや不足していて、腰が全く上がらない状態でした。
しかし、倒立や鉄棒にぶら下がる練習を見て、腕の力自体は十分あるようでした。

まずは、床の反動を利用して腰を引き上げられるように踏み込みの練習をしました。
最初は壁のように立てかけたロイター板を走るように登ってもらい、そこから蹴って回るようにしました。
回ることができたら、少しずつ壁の角度を緩やかにしていきました。
これを繰り返し、少しずつ床を蹴る感覚を養っていきました。

次に踏み込み足と振り足の練習をしました。今まではあまりどちらの足で蹴るのかを意識させずに「とにかく床を強く蹴る、押す」ことに集中してもらっていましたが、このくらいまで練習を続けると、蹴りやすい足が決まってくるのでスムーズに練習の移行が出来ました。
今度は、決めた踏み込み足をロイター板に乗せて「いーち、にーの、『さん!』」のリズムで蹴り、反対の足を思いきり振り子のように振って回ります。
意識することが増えてくるので、いつもは出来ていた腕に引きを意識できず、初めはお腹と鉄棒が離れてうまく回ることができませんでしたが、何度も繰り返し、以前よりも腰は上がるようになってきて、ロイター板も外して回る練習が増え、あともう少しで一人で回れるところまで上達しました。

しかし、ご本人様としては、そんな状況が悔しかったようで、ご自宅や公園などでもお母さんと練習をしていたようです。
その翌週のレッスンでは前週教えたことを完全に再現していて、一切の補助がなくとてもきれいに回る事が出来ていました。
その後は、少しずつ高い鉄棒にも挑戦し、レッスンスタジオで一番高い鉄棒(床から約150cm、男の子が手を伸ばしてギリギリとどく)でも逆上がりが出来るようになりました。
「2年通っていたお教室はなんだったのかと思うくらい、上達が早く驚いています。」とお母様からもありがたいお言葉をいただきましたが、
ご自身でも悔しくて自主練習をしたからこその成果だったと思います。

現在は、空中逆上がりに挑戦中!!
今回、「練習の積み重ねの大切さ」と「”悔しい”はできるためのバネになる」ということを、私も改めて実感したエピソードでした。