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2021.10.22

【からだの森トピック】~スポーツテストシリーズ第1回目~

皆さん、こんにちは!
アクア・子ども体育教室「からだの森」の岡田です。

10月も終わりが近づき、急激に気温が下がってきましたね!
さて、最近小学校では、今年の春(5月~6月頃)に実施されたスポーツテストの結果が続々と返ってきているようで、「前回より随分伸びました!」、「あと1歩でAだったのに~」、「ボール投げが、、、」と様々なご報告をいただいたり、実際の結果用紙を見せていただいたりしています。

お子様の結果について保護者様とお話ししている中で、お子様の数値が全国平均に比べてどのくらいだったかは結果用紙を見ればわかるものの、「ここからどうすれば更に記録を伸ばせるのか」、「コツがわからないので、何を練習したらいいかわからない」というご相談がありました。
普段のレッスンでもスポーツテスト対策として、スタジオでできる範囲の種目として、『反復横跳び』・『立ち幅跳び』・『6~7mの範囲でのボール投げ』などを1~2カ月に1回程の頻度で取り入れており、そこでのお子様の数値は記録しています。
ところが、実際のスポーツテストでは「緊張して力が入ってしまった」、「周りにつられてしまった」などの理由で、レッスン時の記録と比較し本領が発揮できずに終わってしまったというお子様のお声も多く聞かれました。
本番は大体計測チャンスが2回または1回の中で行うため、限られた回数の中で力を発揮するというのもポイントの一つです。

そこで来年のスポーツテストに向けて備えられるように、今回から全3回にわたって各種目の説明とポイントをご紹介していきたいと思います。
早速第1回目は、、、<スポーツテストの目的とどのような力を見られているのか?>についてお話ししたいと思います。


■スポーツテストを行う目的とは
「新体力テスト」を用いて子どもの体力の状況を把握するとともに、日常生活における運動習慣及び基本的な生活習慣などの状況を把握し、その改善を通して、体力・運動能力を向上させることを目的としている。
(文部科学省~新体力テストのよりよい活用のために~から引用)

■どんな力を見られているの?
【握力】
物を握る際に発揮される力で、主に上半身の筋力や一度に大きな力を出す能力を測ります。

【上体起こし】
体幹部の筋力と筋持久力(筋力を持続できる力)を測ります。

【長座体前屈】
体の裏側(背中、もも裏、ふくらはぎなど)の柔軟性を測ります。

【反復横とび】
敏捷性(体を動かすすばやさ)を測ります。

【20mシャトルラン】
全身持久力(体力)を測ります。

【50m走】
走能力、全身のすばやさ、スピードを測ります。

【立ち幅跳び】
一度に大きな力を出す瞬発力、跳躍力を測ります。

【ソフトボール投げ】
巧妙性(道具等を使って運動を調整する力)、一回の投球で遠くに投げられる瞬発力を測ります。

今回はスポーツテストの目的と各種目でどのような力を見られているのかをご説明させていただきましたが、次回からは各種目ごとの具体的なポイントと測定時の対策をご紹介していきますので、是非チェックしてください!!

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