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2022.04.28

2022年「春の短期体育教室」レッスンエピソード

皆さん、こんにちは!
アクア・子ども体育教室「からだの森」の岡田です。

3月21日(月)から4月8日(金)の期間開講しておりました2022年度「春の短期体育教室」の 全日程が無事終了いたしました!
従前の短期教室はいずれも3日間の開講でしたが、今回は初めて2日間で開講させていただきました。

今回は、学年の異なる3名のご受講者様のレッスンエピソードをご紹介させていただきます。


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●新年長 女の子様
<お申込みいただいた経緯>
ご友人様がからだの森に通っており、運動が上手になっていた。
また、ご本人様も運動が活発になってきたため、参加してみようとお申込みいただきました。

【1日目】
・コオーディネーショントレーニング
反応ダッシュ(色んな体勢から合図を聞いてすばやく走り出す):反応能力、バランス能力、連結能力を養います。

・マット運動(でんぐり返しまでできるとのご申告)
まず、お手本として前転を見せた後に真似をしてもらったところ、起き上がりの際にマットに手をついてしまうものの、一通りスムーズに回れていました。
あとは手でマットを押さずに回転の力とお腹の力で起き上がれるようにポイントの説明と坂道で練習をしたところ、 最後は平らなマットでも一人で前転が回れるようになりました。
次に、後転に挑戦しましたが、慣れない後ろ向きの回転にまだ怖さがあり、この日は坂道で補助をつけて後ろ回転に慣れる練習で終了しました。

・跳び箱(初めての挑戦)
①踏み切り練習:まずは跳び箱を跳ぶ前の助走練習として、走ってきてグージャンプで踏み切る練習です。こちらは数回の練習でクリアすることができました。
②跳び箱の上に跳び乗る:踏み切りの力と手の押しを使って腰を高く上げる練習です。こちらは2段まで足裏で乗ることができ、3段だと膝で乗るまででした。
③うさぎとび:跳び箱を跳ぶ前に、床上で開脚跳びの動きを練習します。ここで体を前に運ぶことと、腕で体を支える感覚をつけます。
④開脚跳び:幼児用1段で挑戦。まずは、助走がない状態で手をついて開脚する動きの確認を行い、最後に助走をつけてやってみます。
 時々足の開脚が不十分ではありましたが、補助をつけて1段を跳ぶことができました。

【2日目】
・大縄(初めての挑戦)
まずは、大波小波でジャンプのリズムを確認します。
リズムが大縄より遅れてしまい、縄が足に当たってしまっていたため、一つ早いリズムに修正したところ、 10回続けて跳ぶことができました。
次に、1回転する大縄を跳ぶことに挑戦しました。縄がどの辺にきたら跳ぶのかのタイミングと、同じく一つ早いリズムを意識して練習したところ、 まだ少しゆっくりな回転ではありますが、連続20回跳ぶことができました。

・縄跳び(縄を回して跳び越すことまでできるとのご申告)
前跳びの練習を行いました。ご申告通り、縄を回して跳び越す動きはできていましたが、1回1回止まってしまっていました。
そこで、一つ前に行った大縄のリズムと繋げて連続で跳ぶ練習と、回し方の練習をそれぞれ行ったところ、 最終的には2跳躍で連続5回まで跳ぶことができました。

・鉄棒(前回りに挑戦した経験ありとのご申告)
初めは少し怖がって体が力んでいましたが、慣れるまで補助をつけて繰り返し回ったところ、恐怖心がとれて一人でも回れるようになりました。
前回り自体はできるようになったものの、一人でジャンプをして鉄棒に飛び乗ることはできず、台の上に乗った状態から回っていました。

そこで、前回りに入る前段階の技である、つばめ(鉄棒に飛び乗り、腕で体を支持してキープする)の練習を行いました。
まず、足元に低い台を置いて飛び乗りやすい状態にしながら、補助をつけて腕を押すタイミングを一緒に確認していきました。
すると、いきなりコツが掴めたようで、最終的には台がない状態で一人でつばめ~前回りまでの一連ができるようになりました。
最後に、補助をつけた逆上がりを体験して終了しました。

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●新小学1年生 女の子様
<お申込みいただいた経緯>
運動に苦手意識があり、日常であまり体を動かしていないため、少しでも克服できたらとお申込みいただきました。

【1日目】
・壁倒立
自分の体を腕二点で支えることで、肩の力、体幹、バランスを鍛えます。今回初めての挑戦ということで、補助をつけて20秒ほど姿勢をキープしました。
まだ体幹の力が不十分なため、壁からどんどん体が離れてしまい腰が反れてしまっていました。

・大縄(経験はあるが、跳べたことはないとのご申告)
初めは跳ぶ前から自信がないご様子でしたため、まずは大縄に慣れる遊びとして、 大波小波を跳び越えたり、歌に合わせて大縄を跳びました。
次に1回転の大縄跳びに挑戦。初めは1回ずつ跳んでタイミングを確認し、最後は連続40回も跳ぶことができました。
ご本人も「大縄楽しい!」と非常に楽しんでいただけたご様子でした!

・マット運動(どこまでできるかわからないご状況)
前転については、起き上がれる力は持っているものの、斜めに回ってしまったり起き上がる際にマットに手をついてしまっていました。
構え方も不安定だったため、構え方のアドバイスと起き上がる際のポイントを教えたところ、スムーズに回れるようになりました。
後転については全く初めての挑戦とのことで、回り方を一から説明し、まずは坂道で回れるように練習を行いました。
繰り返し練習をしてコツを掴んでくると、ぐんぐん回れるようになり、最後は平らなマットでもきれいに回れるようになりました。

・跳び箱(開脚跳びは経験がないとのご申告)
上記でご紹介した、新年長様の跳び箱練習を「①踏み切り練習 ②うさぎとび ③開脚跳び」に分けて行いました。
こちらのご受講者様は、跳び箱に対しての恐怖心などはなかったため、うさぎとびで体を前に運ぶ感覚がわかると、 幼児用3段縦をすぐに跳べるようになりました。ご本人も跳ぶ感覚を知り、とても楽しかったご様子でした。

【2日目】
・大縄
1日目の復習と、縄跳びの前練習もかねて行いました。1日目で大縄を大好きになってくれたご様子で、やる気満々で挑み、 なんと1回転の大縄跳びを連続80回まで跳ぶことができました。
続けて、八の字跳びにも挑戦。縄の中に入るタイミングで苦戦をしましたが、何回か跳ぶことができました。

・縄跳び(前跳びができるか微妙とのご申告)
前跳びのご様子を拝見したところ、縄を頭の上から回してしまい、1回跳べたり跳べなかったりといった状況でした。
1日目、2日目の大縄のレッスンの影響もあり、ジャンプの姿勢やリズムのコツはだいぶ掴めていましたが、縄回しの方が上手くいかず苦戦しました。
今回は、2跳躍で続けて跳ぶことを目標にし、ゆっくりであれば5回程跳べるようにはなりましたが、ご本人様としては 完成形のイメージができていて、実際はイメージ通りに跳ぶことができず悔しそうなご様子でした。
しかし、短期教室終了後もレッスンで行ったことを毎日ご自宅で練習され、今では1跳躍で30回以上跳べるようになったと嬉しいご報告をいただきました。

・鉄棒(どこまでできるかわからない状況とのご申告)
初めにご本人様に確認したところ、前回りが怖くて回れたことがないとのことでした。
そこで、まずは布団干し(鉄棒の上で体を畳んでぶら下がる)の練習を行いました。
布団干しのぶら下がる状態は理解できていましたが、一番の課題となったのは、つばめから頭を下げて布団干しに持っていくところで怖がってしまい、 力んで体が反ってしまうので、折り畳みにいけない状態でした。
完全に体を支えてあげるように補助をつけると、何とか布団干しに持っていけたため、慣れるまで何度も何度も練習をしたところ、 少しずつ体の力みがとれて、補助つきであれば前回りができるようになりました。
補助なしにも挑戦したところ、初めは怖さが戻ってしまい、諦めてしまいそうな場面もありましたが、 焦らず引き続き補助をつけて回りながら、流れで補助を外してみたところ、一人で回ることができるようになりました。
それからは、一人でも怖くないと思えたようで、何度も一人で回れるようになりました。

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●新小学3年生 男の子様
<お申込みいただいた経緯>
体育の授業で跳び箱ができず、上に乗るまでで終わってしまっているため、克服したいとお申込みいただきました。

【1日目】
・壁倒立
初めての挑戦とのことで、踏み込み足の確認と足の振り上げの練習を行い、1日目は足振りに合わせてこちらが補助をし、10秒程一人で姿勢をキープしました。

・大縄
1回転の大縄跳び:初めは中々リズムが合わず引っかかってしまっていましたが、何度か練習をするうちに30回程跳ぶことができました。
八の字跳び:入るタイミングをアドバイスしたところ、すぐに一人で跳べるようになりました。

・マット運動(どこまでできるかわからない状況)
前転はほとんど回れていましたが、最後の体を起こしてから立ち上がる際に手をマットについてしまっていたため、そこの部分のみ修正をして 完璧に回れるようになりました。
後転についてはあまり練習したことがないとのことで、まずはお手本を見せて回ってもらったところ、腰があまり上がらず寝て終わってしまう状態でした。
そこで、腰を持ち上げるために必要な力の入れ方とタイミングの練習を行い、まずは坂道で回れるように練習をしていきました。
今回は、坂道であれば何とか回れるようになりましたが、平らなマットではまだ回れず、課題が残りました。

・跳び箱(跳べずに上に乗ってしまうとのご申告)
どのようにしたら跳び越せるのか、体の使い方がわからないご様子でした。
跳び越す感覚をつけるため、うさぎとびと、まずは確実に越せる高さから練習を行ったところ、3段まではほとんど一人で跳ぶことができました。
4段からは少し高さがあり、意識的に腰を持ち上げる必要がありましたが、マット運動でも課題となった「腰の持ち上げ」が苦手なため、 今回は補助つきであれば4段を跳べるところで終了しました。

【2日目】
・壁倒立
1日目の練習のご様子から、コツが掴めれば壁倒立ができそうな動きだったため、急遽2日目も少しだけ練習の時間を設けました。
そして、壁にマットを立てかけた状態でクッションを作れば、一人で足を振り上げてキープまで成功することができるようになりました。

・縄跳び(前跳びはできるとのご申告)
前跳び:跳べてはいましたがジャンプがドタバタしてしまい、続いても10回程といった状況でした。そこで、ジャンプの練習を中心に修正したところ、 最終的に30回程跳べるようになりました。

後ろ跳び:リズムに対して腕回しが遅れてしまい、すぐに引っかかってしまう状況でした。そこで、リズムに追いつくように腕回しの練習を行い、 最終的に15回程跳べるようになりました。

かけ足跳び:ほとんど初めての挑戦だったようで、初めは左右の足を交互に動かすことが思い通りにできていませんでしたが、 しばらく練習を続けると、前のかけ足跳びが20回、後ろのかけ足跳びが15回程跳べるようになりました。

あやとび:跳び方は理解していましたが、左右の手の回し方に差があったり、リズムがバラバラになってしまい跳べていない状況でした。
手の回し方については、左手が苦手だったため、「特に左手を意識して大きく回すこと」をアドバイスし、 リズムについてはお手本を見せながらまずは2回だけ跳ぶなど、ご本人様が意識できる回数で練習をするようにしたところ、5回程跳ぶことができました。

・鉄棒(前回りまでできるとのご申告)
ご申告通り、前回りは問題なく回れていたため、逆上がりを中心に練習を行いました。
逆上がりの状況としては、ご友人様が回っている姿は見たことがあり、学校に駆け上がれる補助台のようなものはあるが、回れたことはないとのことでした。
そこで、まずは逆上がりの体験として、体の引き付けを補助するリードと足の振り上げを補助する台を使い、回る感覚を知るところから始めました。
リードと台の補助でかたちができてきたところで台を外し、リードのみで練習を行ったところ、何とか回ることができました。
続いて、リードを外して台のみで回る練習ですが、こちらは始めの1回目は何とか成功したものの、2回目以降は筋力と体力がもたず、回れませんでした。
逆上がりに必要な「体を引き付ける腕の筋力」が不十分であることと、マット運動の後転や跳び箱でも課題となった「腰の引き上げ」がここでも課題となりました。
これらの力はすぐにつくものではなく、この2日間で取り組んできた運動や日常の運動習慣によって培われていくため、練習の継続が必要になります。

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今回は、運動が大の苦手で「できない」と言うことが口癖だったお子様が、一度大縄を跳べたことをきっかけにどんどん積極的になり、 「体操楽しい!!」と言ってくれたことがとても印象的でした。
新学期を迎え、新しい学年がスタートすることもあり、春はたくさんの新しいことに挑戦する時季ではないかと思います。
その中で、からだの森で経験したことが、少しでもお子様が一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。